書籍『単勝二頭流』担当編集者(以下、編) 石橋さん、クリスマスです。

石橋 武(以下、石) だから(笑)?

編 まあ、そうなりますよね。オッサン二人ですから(笑)。

石 クリスチャンじゃないしね(笑)。それよりも阪神Cでしょ〜、ホープフルSでしょ〜、有馬記念でしょ〜、ハッピーエンドCでしょ〜、ファイナルSでしょ〜。

編 多いわっ(笑)。

石 でも今の中山の馬場はホントに面白いからね。あ、阪神Cは違うけど。

編 たしかに、かなり特殊な馬場みたいですね。まだしばらくは続きそうですか?

石 うん、続くと思うよ。要は路盤改修が終わって、まだ踏みならされていないんだよね。だからクッション性が高くて、力も要る。スポーツマスターの勝負予想でも散々書いてきたけど、芝のレースでもパワーのある、ダートでも走れるような馬が穴をあけてるよね。

編 ああ、先週の◎キングオブローもまさにそんなタイプでしたよね。

石 先週は雨の影響もあったから余計にね。

編 ◎キングオブローは凄かったもんな〜。10番人気で勝っちゃって。予想を見たときは、よく本命に推せるなと思いましたもん。でも見解通りにちゃんと勝つんですよね。シビれました(※編集部注:スポーツマスター「編集部通信 12月24日号」に当時の見解を掲載中)。

石 3連単の947,910円まで獲ってれば、ありがとうって素直に言えるけどね。さすがにニコールバローズまでは手が回らなかった。ダートでも走っている馬だし、チェックはしていたけどね。

編 人気の本命◎ロンドがクビ差がんばってくれれば15万馬券的中だったんですけど。って、配当がいきなり下がりますね。石橋さんの影響じゃないですか?

石 違うでしょ。やっぱり14番人気と4番人気じゃそれぐらい変わってくるんだよ。

編 そうかな〜。でも、言い換えれば、いつもの勝負予想でもほんのちょっとの差で100万円近い馬券だって獲れるってことですからね。

石 そうだよ。だから前から言ってるじゃん。10万馬券と100万馬券なんて隣り合わせだって。

編 ええ、モロ実感しました(笑)。ああ、そう考えると惜しくなってきた。ニコールバローズを買い目に入れておいてくれれば良かったのに〜。

石 だからゴメンて(苦笑)。

編 冗談、冗談(笑)。じゃあ、今週はもちろん、来開催も引続き中山の芝レースは要チェックですね。

石 もちろん。特に来開催は徐々に馬場が踏みしめられるぶん、馬場も変化してくるはず。その変化さえ掴んでおけば、また先週みたいなチャンスはいくらでも来るよ。

編 おお〜、やめられまへんな(笑)

石 なんだそれ(笑)。ま、そんなビッグチャンスの開催が続くので、今週を良い形で締めくくって、来年もハナから飛ばしていきましょうかね。

編 はい、期待してついていきます! では、今年最後の対談をお願いします。有馬記念でいいですか?

石 いや、ホープフルSにしよう。

編 え〜、なんでですか?

石 今年の有馬記念って、木曜日(12/25)に枠順を決めるイベントをやるんでしょ?(※編集部注:この対談は月曜日に行われています)

編 ええ、抽選で当たった陣営から好きな枠を引けるってヤツですよね。

石 そうそう。それって、けっこうな情報だと思うんだよね。

編 と、言いますと?

石 だって、多少なりともその馬の長所・短所、作戦がわかるわけじゃん。

編 ああ、内枠がいいとか、後入れの偶数枠がいいとか。あえて外枠を選んだらなんかあるなとか。

石 そうそう。あの馬の隣はいやだとかね。基本的に有力馬って、強い馬の近くにポジションしたいわけだから、どの陣営がどの馬をライバル視してるのかってこともわかると思うんだ。強い馬の外を選んで蓋する可能性があるなとか。

編 へ〜、そういうものなんですね。

石 少なくとも僕はそういう情報は予想に活かす。ひとつのエッセンスとして。

編 だからその情報がない現時点で穴馬を決めたくはないと。

石 そういうことです。だから有馬記念の話が聞けると期待してた人も多いとは思うんだけど、ちょっとでも的中に近づけるためにあえてホープフルSでいきたいなと。有馬記念は勝負予想まで待っていただいて。

編 いいよ〜。

石 軽いな(笑)。

編 だって石橋さん、中山芝2000mでもいい馬券当ててますしね。有馬記念前のひと稼ぎをお願いします!

石 じゃあ、そういうことでお願いしますね。

編 ホープフルSは新設重賞で、中山芝2000mの2歳限定戦ですよね。なのに、どの馬も中山コースを走ったことがないんですよね。

石 そうなんだよ。だから今の中山コースに対応できるかどうかを見極めるのが大切になってくるね。

編 なかなか難しいですね。

石 ん〜、ピックアップは出来ているんだけど、なかなか説明が難しい(笑)。

編 ちなみにどの馬なんですか?

石 現時点ではブラックバゴ、タンタアレグリア、エニグマバリエートの3頭。

編 一応、それぞれの推奨ポイントをお話ししていただくと?

石 ブラックバゴは、新馬、未勝利が新潟、東京と直線の長いコースで走っているんだけど、ともに稍重馬場。特に前走は瞬発力を活かしづらい流れのなか、メンバー中上位の上がりで走ってきているからね。瞬発力売りというよりもパワーを活かせるタイプだなと。

編 その他の馬でメンバー中上位の上がりを使ったのが、ほぼ最後方にいた2頭でしたから、前で流れに乗ってあの脚を使えたのはいいですよね。

石 仰る通りです。あの走りから中山向きの器用さもうかがえるし、その点も買い材料だね。

編 タンタアレグリアは? 瞬発力を活かすタイプに思えるんですけど。

石 ん〜、なんて言うかな。たしかに速い上がりを使っているんだけど、スパッと切れて軽いスピードで押し切るタイプじゃないよね。自分から動いていって押し切る強さがあるというか。

編 あ、ゴールドシップ的な?

石 G1馬と比べるのはアレだけど(笑)、タイプとしてはそんな感じ。小回り福島で走ったデビュー戦のコーナーでの加速もスムーズだったし、中山に合いそうなタイプだよね。

編 なるほど。では最後にエニグマバリエード。

石 前走東京で勝ったけど、渋太さを活かす競馬で上がりもメンバー中上位。でも上がりタイム自体はさほど速いわけじゃない。新馬戦も同じく東京で、こちらは中団からだったけど、メンバー中上位ながら、こちらも特に速いと感心するほどの脚も使えず。

編 中途半端なイメージなんですか?

石 というより、現時点では東京に合わないんじゃないかな。まだ2戦だから決めつけることはしないけど、この2走でむしろ中山での走りを見たくなったんだよね。

編 ふ〜む。

石 今の中山も時計なんかまったく関係ない馬場じゃない。

編 そうですね。

石 そういうレースで、他馬よりも速い上がりを使えるんじゃないかと。

編 ああ、時計的に速い云々ではなく、上がりがかかるレースで速い脚を使えるということ?

石 そう、それそれ(笑)。上手く説明しようとして、かえって遠回りしてたわ(笑)。あの日の東京って決して速い上がりが出ない馬場じゃなかったんだよ。32秒台、33秒台の脚を使う馬もいたわけだから。

編 ええ。

石 もちろん2歳戦ということでレベルの違いはあれど、エニグマの上がりタイムは遅い部類だからね。それでもメンバー中上位の上がりだったことを考えると、展開的なものもあっただろうし、2歳馬に東京芝2000mはタフだったということでもある。その上がりのかかるレースで上位の上がりを使える馬って、小回りとか、中山コースに対する適性が高いことが多いんだ。

編 ようやくわかりました(笑)。

石 説明下手で申し訳ない(笑)。ということで、さっきの3頭に注目しておこうかと。

編 了解です。ただ、3頭とも抽選対象ではありますので、その点はご注意いただければと。では石橋さん。

石 はい。

編 今年最後の予想配信もビシッと決めていただいて、勢いよく来年の金杯に向かっていきましょうね。

石 もちろん。さっきも言ったように楽しみな開催が続くので、大いに期待していただければと。そして読者の皆さん、netkeiba.comさんからの引っ越しも挟みつつ、今年1年間お付き合いいただきまして本当にありがとうございます。来年もこの調子で続けていきますので、ぜひともよろしくお願いします。

編 僕からもよろしくお願いします。あ、ちなみに金杯の対談ってどうします?

石 やりますよ、もちろん。いつも通り、月曜日に対談して、木曜日の18時にはちゃんとアップします。

編 木曜日って1月1日ですよ。

石 いいじゃない。おめでたいし(笑)。というわけで、皆様、良いお年をお迎え下さい。

編 そのためにも今週末、そして金杯を頼むよ! という読者の方々の声を代弁しておきます(笑)。

石 はい(笑)。では来年もよろしくお願いします。ありがとうございました。




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書籍『単勝二頭流』担当編集者(以下、編) 石橋さん、先週は3連複祭りとなりましたが(笑)。

石橋 武(以下、石) 3連複祭り(苦笑)。スポーツマスターの編集部通信でもそう言われてたみたいで。

編 ああ、そうなんですか(笑)。まあ、先週の結果がすごかったですからね。3連複の好配当がバンバン当たって。

石 阪神JFは堅かったけどね。

編 でもそれ以外だと、たとえば土曜日に浜松特別の20,400円、日曜日もチバテレ杯の71,240円、中山最終でも13,150円なんかが的中。3連複での7万円超えはなかなかでしょう。

石 ちゃんと穴馬が走ってきているからね。本命、相手に関わらず。

編 そうですね。サーランスロット(浜松特別13人気2着)とか、チバテレ杯は馬券絡みの3頭とも穴馬だったし(カフヴァール6人気1着、クリノタカラチャン10人気2着、カディーシャ7人気3着)、中山最終もレッドグルック(9人気3着)が大激走。よくもまあ、こういう穴馬を推してきますよね。

石 ただね、裏を返せば、本命に推した穴馬がちゃんと勝ち切ってくれれば3連単的中なわけだし、そもそも「単勝二頭流」と銘打っているからには本命馬が勝ってナンボというところはあるからね。その点は修正していかないと。

編 殊勝(笑)。でもまあ、予想をご覧いただいている皆さんもこれだけ穴馬がバンバン激走してきてれば、そのうちすぐに超高配当が当ててくれるというのは、経験でわかっているでしょうし。

石 それは本当にありがたい話なんだけどね、そこに甘えてもダメだろうと。

編 殊勝×2(笑)。

石 茶化すんじゃない(笑)。

編 ここ最近だけでも25万馬券だ、やれチャンピオンズCだと獲っている人がそこまで言うと嫌味なんですよ(笑)。ここまでの成績を残す予想家さんなんて、ホントいないんですから。ま、上を目指すのはいいことだけどね。

石 お〜い、上からものを言ってるぞ(笑)。

編 だっていじけてるから(笑)。

石 いじけてね〜よ(笑)。ラスト2週、そして来年へ向けて気合いを入れてただけ。決意表明だよ。

編 わかりました。じゃあ、今まで以上にハードルを上げて期待してますね。

石 望むところです。目の玉ひんむいてしかと見やがれ!

編 なぜにいきなりけんか腰(笑)。

石 気合いの証だよ。さ、時間も限られてることだし、そろそろ朝日杯FSの話を始めましょうかね。

編 そうですね。今年から舞台を阪神芝1600mに移して、新装・朝日杯FSですね。どういう馬を選べば良いのか迷うファンも多いでしょうから、今日、そして週末の勝負予想とよろしくお願いします。

石 こちらこそよろしくお願いします。

編 さて、さっそくなんですが、現時点ではどの穴馬に注目しておけばいいですか?

石 まずはケツァルテナンゴ。

編 なんかいきなりすごい穴馬から入りますね。

石 そんなに人気ないかな〜。負けたのは前走だけなんだけど。

編 その前走の負けが気になるんじゃないですかね。ほら、この馬に先着した5頭のうち4頭が出てくるわけで、勝負付けは済んだということなんじゃないかと。

石 全然済んでないでしょ。そもそも前走なんて阪神マイルとは求められる適性が大きく違う京都マイルなのに。しかも、ケツァルテナンゴなんて、前走まともに走ってないからね。

編 ああ、掛かっちゃってどうしようもなかったですもんね。抑えるのが精一杯で。前に行ったと思ったら、最後方まで下がるみたいな、チグハグな競馬でした

石 そう。そういう幼さというか、危うさはあるよね。ただ、あんな競馬をしながらも最後はまた伸びてきてるんだよ。普通だったらあれだけ掛かれば終わっちゃうところなんだけど。

編 たしかに上がり3ハロンは34.1と、メンバー中3番目(延べ4番目)の速さなんですよね。

石 あれは能力がなければできない芸当だよね。ましてや前走は京都だったわけだから。

編 さっきも阪神と京都は求められる適性が違うと言ってましたよね。

石 京都はパワーがいらないからね。下り坂を利用して勝手に加速するし、直線も平坦。いわゆる長く良い脚を使うタイプに有利だよね。

編 阪神は?

石 長い直線で自らトップスピードに持っていかなくてはならないし、急坂もある。瞬発力も大切だけど、パワーとかタフさが必要になってくるんだ。ケツァルテナンゴは、今回と同じ阪神マイルでも勝っているし、もっとタフな中京マイルでも中京2歳Sを勝っている。しかも2戦ともメンバー中最速の上がりでね。こういうタフなコースに向いている証だと言えるね。

編 なるほどね〜。

石 休み明けの前走をひと叩きされた上積みも見込めるし、なによりもいいガス抜きになったんじゃないかな。好勝負が期待できるよ。

編 前走の凡走で人気を落としたのはラッキーなんですね。期待してます。

石 続いてはナヴィオンをチェック。

編 デイリー杯の3着馬ですね。

石 そう、前走は結果的に前を捕らえ切れなかったけど、2走前のききょうSなんかをみていると、阪神で良いタイプだよね。坂でも脚色が衰えないというか、最後までしっかり伸び切れる。

編 たしかに京都とか新潟だと伸びてはいるけど、ちょっと足りないと言う競馬に見えますね。

石 ん〜、まあ、前走は位置取りが悪かったのが敗因だとは思うけど。ただ、デビュー当初と比較すると、前めの位置で競馬ができるようになったのは収穫。やっぱり最後方からの末脚一辺倒じゃ、展開に左右されるからね。中団から差し脚を活かす競馬に期待したいね。

編 そうですね。

石 あとはジャストドゥイング。

編 前走は東スポ杯で10着に大敗。え〜と、どのあたりを評価したんでしょうか。

石 1800mでの実績。

編 はあ。

石 間抜けな返事をするんじゃない(笑)。さっきも言ったように阪神芝1600mというのは京都なんかに比べると非常にタフなコースなんだよね。

編 ええ。

石 しかもG1ともなれば2歳馬にとっては結構ハードなんだ。その点、1800mを経験している馬というのは、ある意味1600mより(スタミナ的に)タフな競馬を経験しているとも言える。実際、阪神マイルの2歳戦では前走から距離を短縮してきた馬というのが良く走るんだ。

編 へ〜、そうなんですね。逆に距離延長してきた馬は?

石 もう全然ダメ。たしか勝率にすると10%以上の差がついてたと思うよ。

編 そんなに違うんですか!?

石 そうなんだよ。ジャストドゥイングは、福島、新潟とまったく違うコース形態の1800mでメンバー中最速の上がりを使えているし、新馬戦を見てもわかるように、マイル戦にも対応できている。

編 前走の負けは気になりませんか?

石 なる(笑)。ただ、2カ月の間隔があいてプラス12キロの馬体重。ちょっと重かったかなと。それがゴール前での失速に繋がった気がするね。今回の馬体重云々は僕らが考えてもどうしようもないけど、前走をひと叩きしたのは明らかにプラス。上積みも含めて期待したいね。

編 わかりました。では、現時点ではこの3頭に注目ということで。

石 そうね。最終的にどの穴馬を推すのかは、スポーツマスターの勝負予想でご覧いただければと。

編 で、土曜日のレースについての見解は、金曜日に公開されるVstyleでご覧いただくと。

石 そうね。ようやくそのサイクルに慣れてきた(笑)。

編 僕もです(笑)。では、今週末も期待してますね。どうもありがとうございました。





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書籍『単勝二頭流』担当編集者(以下、編) 石橋さん、先週のチャンピオンズCはお見事でした。ありがとうございました!

石橋 武(以下、石) 的中おめでとうございます。土曜日の重賞2鞍がかなり堅かったのでちょっと焦ったけど、チャンピオンズCは意外とついてくれたかなと。

編 そうですね。2→8→3人気で決まって、3連単の配当は70,890円。堅かった土曜日を補って余りある配当になりましたよね。

石 余りあるほどじゃないだろ〜(笑)。

編 まあまあ(笑)。ただ、日曜日に配信した5鞍はどれも的中。先々週に巻き返すって言った通りになりました。

石 5鞍的中でも、やっぱり堅いのは堅かったからな〜。配当面ではもう一押ししたかったな〜と。でもまあ、的中を続けていれば、順番は回ってくるからね。

編 そうですよ。いままでだって10万馬券だ〜、20万馬券だ〜ってちょいちょい当たってるんですから、いつも通りに配信していただければそれで十分です。

石 また、簡単に言ってくれちゃって(笑)。

編 石橋さんなら大丈夫でしょ(笑)。阪神JFもビシッと当てて、G1連勝と行きましょうよ。

石 ホント言うのはタダだからな〜(笑)。で、阪神JFね。

編 はい、よろしくお願いします! このレースではどんな穴馬を狙えばいいんですか?

石 キャリアが浅い馬たちのレースだけに、一概に決めつけないようにしないといけないけど、1400m実績というのはひとつのポイントになるかな。

編 1400m実績。でも、石橋さんって、1400mと1600mは似て非なるものという扱いですよね。

石 そうそう、その通り。1600mは道中で息の入る緩急のつく競馬。瞬発力が活かしやすい距離とも言えるね。一方の1400mは息の入りづらい淀みのない流れになる。持続力が求められる距離なんだ。

編 ええ、いつもそう言ってますよね。

石 阪神JFでは、この1400mでの淀みのないタフな流れを経験していることがプラスに出るんだ。キャリアの浅い馬たちにとって、直線が長く、急坂もある阪神マイルって、想像以上にキツイ。しかも世代のトップたちが集まって、レースレベルも高くなるからなおさらだよね。

編 ああ、そうか。そういう厳しいレースに対応するには、1400mでのタフな流れを経験がプラスになると。

石 その通り。3年前のアイムユアーズ(8人気2着)も、2年前のクロフネサプライズ(15人気2着)も、去年のフォーエバーモア(8人気3着)も前走で1400m戦を勝っているようにね。

編 おお、すげ〜。3年連続で馬券に絡んでるんだ。

石 もっとだよ。その前のライステラス(8人気3着)だって前走ではないけど、1400mの勝ち馬だし(前走は京王杯2歳S=1400mで4着)。その前のベストクルーズ(6人気2着)も前走1400m好走馬(ファンタジーS2着)。

編 毎年のように馬券に絡んでいるじゃないですか。

石 そう、だからポイントだって言ってるの(笑)。

編 ですよね(笑)。となると今年は……

石 まずはスマートプラネット。前走ではないけど、2走前にはサフラン賞で強い勝ち方を見せた。将来的には1400mでしか走らないだろうけど、阪神JFではそれがプラスに出るんじゃないかな。

編 前走も大きく負けたわけじゃないですからね。それにしても人気はなさそうで、狙い甲斐がありますね。

石 続いてはアルマオンディーヌをチェック。

編 前走が1400mの新馬戦を勝利ですね。

石 そうだね。キャリアの浅さは決してプラスではないけど、前走がセンス抜群の走りでね。一度使った上積みも大きそうだし、妙味的には最大の惑星だと思う。

編 これはまったくノーマークだったわ。いいこと聞いちゃった。

石 あとはトーセンラークをチェック。

編 前走は一応1400mですけど、地方交流重賞ですよね。

石 そう。ちょっと変則的な1400m巧者というかね。3走前に走った札幌芝1500m(クローバー賞1着)も、1400mに近い澱みのない流れになりがち。まずはこれを評価したんだ。

編 まだほかにも評価した点が?

石 うん。前走、ダートでも走れたという点。

編 と、言いますと?

石 以前から言っているように、1400mは持続力勝負になりがちで、それはダートも同じなんだ。だからダートでも走れるようなタイプには1400m巧者も多いんだ。あ、もちろん完全にダート馬だと、当然ながらスピード不足で走れないけどね。

編 その点、トーセンラークは芝での実績もありますから心配ありませんね。

石 そういうこと。どうか人気にならずにいてくれればと。

編 そうですね。切に願います。

石 じゃあ、現時点ではこの3頭に注目ということで、最終結論はスポーツマスターの勝負予想公開までお待ち下さい。

編 は〜い。Vtyleの土曜日の見解(毎週金曜日夕〜夜更新)も楽しみにしてます! どうもありがとうございました!





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書籍『単勝二頭流』担当編集者(以下、編) 石橋さん、先週のジャパンCの◎ハープスターは故障馬と接触したのが痛かったですねぇ。

石橋 武(以下、石) 落馬するかと思ったくらいだからねぇ。ただ、あれがなくても2着まででしょ。エピファネイアは異常に強かったし、それを本命に推せなかったのは僕の判断ミス。

編 故障馬云々ではないと。

石 もちろん。ちゃんと挽回しますよ。

編 まあ、そのあたりは信用してますし、かなり安心しているんですけどね。この前もそんなようなことを言った翌週に25万馬券とか出てたし。それに今週はあの馬が出てきますからね。

石 あの馬ってなんだっけ? チャンピオンズCだよね。

編 そうですよ〜。ほら、コパノリッキーが出てくるじゃないですか。

石 それが?

編 え? あ、そうか。今回は人気してるから関係ないのか。

石 まさか……

編 え〜と、たぶん、そのまさかです(笑)。ほら今年のフェブラリーSでコパノリッキーを推してたのが印象に残っていて、今回も思い込みで人気薄の扱いをしてました。

石 やっぱり。

編 だって〜、あのインパクト凄かったんだもの。16番人気で1着ですよ!? 単勝270倍ですよ!? まさかそんな馬を推してくるなんて思わなかったし、ましてや1着に激走するなんて。あの時はnetkeiba.comでも相当騒がれましたよね。

石 まあね。でもあのときの対談でも話したけど、もともと一線級の力を持ってる馬だったからね。それにほら、今回はたぶん1番人気での参戦でしょ?

編 たぶん、そうなるでしょうね。春と秋でこんなに評価が変わるなんて。人の評価なんてそんなもんなんですね。

石 そんなもんだよ。競馬は人気通りに決まり、レースは人気を裏切るってね。

編 どういう意味ですか?

石 やっぱりね、ファンの総意である人気ってスゴイんだよ。1番人気から18番人気までの勝率、連対率を並べると、ちゃんと人気通りに高くなっていくんだよ。1番人気の勝率なんて30%以上あるし、連対率も50%を超える。

編 あ〜、やっぱり人気って正しいんですね。

石 そうある意味では。ある程度の数が集まれば統計的に人気が正しくなるのは当然なの。さっきの勝率とか連対率だって何年統計とってもさほど変わらないと思う。ただ、もっと近視眼的に見ると、決して人気が正しいとは言えない。

編 はあ。

石 要は1レース単位で見ると、人っていうのはかくも騙されやすいものかっていうね。

編 ああ、そういうことか。なんか雰囲気で1番人気に推されている馬もいますし、さっきのコパノリッキーみたいに一度盲点になっちゃうと誰も見向きしなくなるという。

石 そうそう。だから僕らはそういう不当に人気を落としている馬を見つけてあげればいいの。

編 だからコパノリッキーみたいな馬でも推せると。世間に流されてないわけですね。

石 そう、自分の判断基準さえ持っていれば、人気なんて関係なく買えるでしょ? 他の人の意見に流されると、その人たちと同じ馬券しか獲れない。それじゃ意味ないしさ。

編 なるほどね〜。そう考えるとさっきの「競馬は人気通りに決まり、レースは人気を裏切る」って言葉は深いですね〜。昔の人はいいこと言いますよね。誰か有名な人の言葉なんですか?

石 あ、オレ。さっき思いついた。

編 ガーン。

石 リアクションが昭和だな(笑)。ま、今週のレースもそういう人気薄を見つけていこうか。

編 でも初めて施行されるレースだけに、イマイチどういう馬を狙えばいいのかがわからないんですよね。

石 そういう時はコース形態とか、いままで行われてきた同コースのレースから傾向を導き出していけばいいんだよ。

編 なるほど。チャンピオンズCは中京ダ1800mですよね。

石 そう。直線の急坂の途中からスタートしてコースを1周。最後の直線でもう一度急坂を上ってもうひと踏ん張りしたところがゴール。1回半ぶんの急坂越えがあるし、坂を上ったあともまだ直線が続くんだ。それもあって1800mという字面以上にスタミナが要求されるコースだね。

編 ということは、距離実績は重要ですよね。

石 そうだね。マイルで走っていて、1800mもこなせるくらいの馬だとちょっと足りない気がする。1800mをメインで走っていて、2000mでも問題ないくらいのタイプだと心強いね。

編 脚質的にはどうなんです? 直線が長いということは差し馬狙いがいいんですか?

石 いや、それが違うんだ。逃げ・先行馬狙いが正解。向正面、ラスト1000mくらいかな、そこから4コーナーを回り切るまでずっと下りなんだよね。で、そのまま最後の直線でしょ?

編 そうなりますね。

石 ある程度スピードに乗ったまま直線に向くというのもあるし、コーナーが緩くないというのもあって、4コーナーでは前から2、3番手のポジションは取っておきたいんだ。後方からだとコーナーで外に振られるというのもあるし、できれば向正面から3コーナー過ぎまでにマクっておいたほうがいいくらい。

編 後ろからだとそんなに厳しいんだ。

石 うん、そのあたりを加味するとナムラビクター、クリノスターオー、グレープブランデーあたりを注目穴馬として挙げておこうかな。

編 一気にきましたね。ナムラとクリノはまあ大体わかりますけど、グレープブランデーはどうなんでしょう?

石 たしかに近走は冴えないよね。去年のフェブラリーS以来、いいところがなかったから。ただ、前走で復活の兆しが見えたかなと。

編 武蔵野Sですね。

石 58キロを背負いながら先行して3着でしょ? 他馬よりもよく走ってるよ。

編 勝ったのが道中でほとんど最後方にいたワイドバッハ。それに人気になってた先行馬も崩れるハイペースになりましたからね。

石 距離もマイルG1を勝っているとはいえ、1800m、2000mもどんと来いというタイプだし、実際に去年の年明けには今回と同じ中京ダ1800mで行われた東海Sを勝っているしね。

編 ああ、たしかに。不調を脱したとなれば、全然狙える馬ですよね。

石 そう、ちょっとコパノリッキー的な匂いがするでしょ(笑)?

編 ええ(笑)。

石 というわけで、現時点ではこの3頭に注目しておこうか。

編 わかりました。じゃあ、最終結論はスポーツマスターということで。

石 今週は土曜日にも金鯱賞、ステイヤーズSと面白そうな重賞があるからね。楽しみだよ。

編 そうですね。どちらかはVstyleで取り上げるんですか?

石 どうなんだろう。まだ決まってないけど、どのレースにせよ対談があるのは間違いないので、興味のある方はのぞいてみていただければと。あ、あと皆さん、先週は「拍手」ボタンありがとうございました!

編 律儀(笑)。




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